暗夜行路~とある30男の婚活の記録と考察

志賀直哉の名作をタイトルに借用している通り文学好きの30男の婚活についての記録と考察

印象に残らない事務の女~ある日のエクシオ2~

「不動産屋さんの事務をやっていて、それで元々は火曜日と水曜日が休みなんですけど、今は水曜日と日曜日の休みにしてもらってるんですよ。」
目の細い彼女はそう言う。不定休の謎は解けたが、東京都中央区在住&勤務はなぜだろう。
「通勤の満員電車が嫌でそれで今のとこに引っ越しました。会社には自転車で通ってますね」
バリバリのキャリアウーマンで職住接近、というわけではないらしい。エクシオは女性のプロフィールシートには年収欄がないので、こういう勘違いが起きる。女性だと手取り20万で家賃9万なんてパターンもある。
宅建を取ったのは30歳くらい。大手だと入社時に宅建を取ることになるから、中小なのだろう。
「休みがバラバラだと、3日働いて休み、2日働いて休みってなるから楽ですね」
確かにそれは良いと思うけど、一緒に遊びに行くのとかはやりづらいなあーー

メモを元に書いたものの、これくらいしか書くことがない。カップル成立、近場でお茶して連絡先交換、その後、お互い連絡をすることなく終わり、といったところだ。
たぶん、こっちがそんなに良い印象も惹かれる部分もなかったように、向こうもイマイチだったのだろう。もしくはこっちがあまり乗り気でないと見て取ったのか。

それでも、その彼女は10人くらいいる中で何番目かにいいと思った相手なのだ。なかなか相手はいない。

30代後半真面目に働いている事務員、容姿は普通、美人でもなければ極端なブスでもなくたぶん普通体型、別に何の不満もないのだけど、また会いたいというほどの印象も残らないままエンド。