暗夜行路~とある30男の婚活の記録と考察

志賀直哉の名作をタイトルに借用している通り文学好きの30男の婚活についての記録と考察

ベアーズ2~実はキャリア女子?

会った来た同年代女性。後出しばっかりで、受け身のわりに文句が多いタイプというか、こっちが提案したら何か返ってきて、という感じ。
下のブログの「自分からは何も言わない感じ」がまさにそうで、年収とか職種が未記載だったのがまさにそう。同業に近いところだったのに、こっちがはなした後に「わたしも」と言ってくる。

なんかね。まあ、悪い人じゃないし、もしかしたらモテてきたのか、モテるまで行かないにしても全然男性経験ないってわけでもないし、たぶん日常の中で少しずつ仲良くなっていくほうが向いている、のかなとは思う。そういうところで相手を見つけてきたのかなと思う。
だから、ベアーズとかで警戒して話さないのかどうなのか。でもまあ、もうちょっと可愛いかったらまた違うのだろうけど、あの感じだとどうだろうなあ。



http://www.jyukon.net/entry/2018/06/25/070302
「このコミュニケーション、会っているときの「自分からは何も言わない感じ」にそっくりです。」

マヤさん初デート~アエルラの思い出6~

カップリング後、初デートとして行くことになったのは映画だった。ちょうど2人の家から中間地点の街で、見た映画は「オデッセイ」だった。
なぜか夕方集合、夕食を食べてから映画を見たのだが、シネコンの中で自分達は年齢層が少し上なのかなと感じた。高校生カップルくらいから、20代、あとは家族連れ、と変遷していくが、婚活カップルーーというよりカップルではなく、デートですらなく「面接」なのだが、なんだかシネコンに彼女といることに居心地の悪さがあった。

その後、ダイニングバーのようなとこに移動、軽く飲みながら話して解散。いくらか仲良くなれた気もしたので、最後、駅のホームで「握手しませんか?」と持ちかけてしたのだが、これが彼女としては嫌だったそうだ。
だったらその場で言えよ、としか思わないのだが、まあ失敗だったらしい。

会えない女~印象に残った女6~

パーティーで連絡先交換、その後食事でも行きましょう、となるも「忙しくて」と、自分から断るのが嫌で態度で示してくる女は多い。ハッキリ断るのが誠実とはいえ、まあ婚活あるあるなのだろう。

その場合、LINEでやり取りするとして最終的にはブロックというのがある。その前に未読スルーもある。こっちはわかりやすい。既読スルーもまあわからないでもない。

印象に残ったTさんは、既読スルーぎみではあるが、「忙しくて」と反応。また「ちゃんと連絡しますんで」と律儀に返してくる。でもパーティーで連絡先交換してから1ヶ月経っても会えないし、日程決める気もなさそう。
まあ自分が悪者になりたくないってのはどうしてもあるのだろうが、あるいは本命がいてキープされてただけなのかも。

デブからスレンダーへ、フォトショ女~ベアーズ体験談~

表題そのまま。スレンダーでおっぱい大きくて可愛い、と期待して会ったらデブでした。数年前の写真ってのは可能性としてあるが、たぶんフォトショ。

マヤさんとの出会い~アエルラの思い出5~

2016年の初頭だと、アエルラには2パターンのパーティーがあった。
1.フリータイムありのアネックス
2.フリータイムなしアルコールありプライム

このアルコールありでケーキタイム挟んで2周するプライムでマヤさんとは出会った。この日はそこそこの量のアルコールを摂取して、我ながら饒舌だったように思う。
こちらからは、いいね無しで向こうからあり。入れてみるかな、と最終で入れてカップリングというところ。その後、アキバヨドバシのシードルを出すイタリアン的な店で飲んで、また次会う約束をした。彼女は千葉方面で事務の仕事をしているということだった。サービス残業もあり、出勤はそこそこ大変だとか。まあ、普通のOLでオタク、というところだ。
「あまりオタクじゃないですよね」
話しているうちに言われた言葉をまだなんとなく覚えている。文学青年を自称してみたいのだが、仮住まいでオタクとしているような感じか俺は。

ペダルと腐女子と~アエルラの思い出4~

なかなか良い雰囲気で話したものの「Cさんって腐女子なんですか?」と聞いて向こうが気まずそうにして、それでカップリングできなかった弱虫ペダル好きの相手がこの時期いた。もう2年か。
腐女子、というと市民権もある程度は得たものの、本人は多少コンプレックスに感じていて、とかそんな感じか。

まあ、基本は女の人が日常にいないし、友達でいたこともあまりないので腐女子というと実例を知らない。なので、良い印象も悪い印象もあまりなく、という感じ。

カップリング自体はできたものの、あまり魅力を感じていない相手でその後を続けようという気になれない。そんなもんもんとした時期だったなあ。

プライドの高い地方国立大卒のアレックス女~アエルラの思い出3~

アエルラではなくパーティ*2かどこかなのだが、主にアエルラに参加していたが成果が出ず、アトピーのAさんの次にカップリングした相手が同年代か少し下のBさんだ。下の中か下の上、ってところの外観、そこは別にいいのだが、2年前の2016年であってもスマホではなくガラケーで、メールでやり取りというのが印象に残っている。

彼女とはパーティでカップリングして、建物1階ーーー有楽町の交通会館だったか、で待っていて、降りてきたところを声をかけたのだが、「え、わたしカップリングしてないですよ」と言われた。隣にはもう少し可愛いーー中の中か上くらい?の友達がいて、なんだか警戒していた。

「わたしは自分からは誰もいれなくて、でも中間で7番の人(俺)からもらって、それで最終は7番さんに入れて、でもさっきは誰ともカップリングしてないといわれました。」

「え、でもわたしカップリングした、と言われてますよ」と俺。どうするか、まあ聞き出すか。

「いまできればアドレス交換して、そのあとIBJに確認するのでそれでいいですか?」

となんとか連絡先交換。今はIBJのパーティはiPadスマホを使ったものがほとんどだが、当時は紙を使ったものもあり、先に退場する男性に対して1人1人結果を告げる、という形式だったように覚えている。(エクシオやアエルラのように「2番目のカップリングは男性3番様、女性7番様です、おめでとうございます」と大々的に発表しない。今はiPadの画面に出るだけで静かな結果発表だ)

男性に結果を告げたのち、女性に対しても結果を告げるのだと思うが、そこでミスがあったらしい。IBJはBさんに電話をしたが連絡を取れず、友達の「連れ」としてきていたので、友達経由でなんとか連絡が取れ、それで私とカップリングしたというのは正しかったというのがわかった、ということだ。

 

Bさんは、知らない番号は携帯で出ないという。また2016年の時点でガラケー

 

蛇足だが、婚活するなら、LINEは最低限使えるようにすべきだと思う。

LINEを使えない女というのはこの一件もあるが、僕の中では地雷認定になる。

 

その後、Bさんとはメールでなんとかやり取り。出身の愛媛県の料理を出す店を神楽坂に探して提案までして、「おいしそうですね」とかなんとかコメントをもらうまでしたのだが、お金がもったいないと思ってキャンセル、一度日本橋のカフェでお茶だけした。なぜキャンセルしたかというと、彼女が好きだという小説の「アレックスその女」を読んでげんなりしたからだ。

デート向きな居酒屋だと二人で6~8000円で2:1くらいで男多め~奢りとして4000~8000円は必要になる。割り勘なら3000円くらいもありうるが、カフェなら300円、奢っても600円か、せいぜい1000円で収まる。この金額の違いは大きい。)

 

「アレックスその女」は人気作品だが、個人的にはあまり評価できない。まあストーリーテリングとしてよくできているというのはあるが、わざわざ吊るした木の檻に主人公のアレックスが閉じ込められるのは、地面に落ちる衝撃で脱出できるようにするため、と作者の作為が初読でわかってからは飛ばし読みとなった。まあ、主人公に困難を与えつつも逃げ道を用意する、というのは冒険ものの作劇として定石だが、なんだかね。

まあ、ご都合主義だと気に入らなかったのだが、それプラス、この手のフェミニズム系の男が復讐される話かー、となんだか軽蔑してしまった。こんな分かりやすい復讐談のエンタメを良いという彼女をだ。

まあ、まだまだ自分も若かったというのはあるのかなとは思う。20代の理想を追う気分残っていたということか、言い訳はいいとして、

1.スマホを持っていなくてガラケー

2.知らない番号(IBJ)からの電話は取らないことにしている

3.「アレックス、その女」みたいな、フェミ復讐談というのを除いても、わりと残虐作品を初対面の相手に「おすすめですよ」と薦める。

という3つで、減点が積み重なってもういいかなと思った。別にスマホじゃなくガラケーだとしてもいい、テクノロジーを拒絶する姿勢は気に入らないけど。

知らない番号からは電話を取らないことにしている、というのもまあ、わからなくはない。仮に結婚して一緒に生活することになったとして、不安は不安だが。

変な小説が好きでもまあ趣味は人それぞれだ。ただ、3つも重なると、「こいつは合わない」となると。もっと言えば、「こいつとはやっていけるのか?」という不信感になるし、わずかにあった好意も消えてしまう。

 

 

なので、好意が消えた時点で初回の「面接」すらなしでFOが正解だったのかもしれないが、Aさんとはパーティのみでお別れになったというのもあり、一度コンカツ相手と会うというのをやりたいと考えたのだったか、まあ会うことにしたと。

日本橋の、お茶がメインの店だったか、若いカップルだとか年配の人だとかいろいろいるところではあったが、向かい合った相手は可愛いとは思えない。何より、店員の笑顔に対して目の前のぶすっとした顔で語る顔に対して、自分は何をやっているのだろうという疑問しか生じなかった。

まあ、こっちは被害者ではなく加害者かもしれないが、「アレックスは読んだけどあんまり好きになれなかった。どこが好きなの?」と聞いたところで、

「あんな男たちがひどいことをしたあとで、そこでやっぱり仕返しされるってのは、当然の報いだと思うんですよ」

と熱く語るのをひたすら聞いたのだ。感情移入する以前に作者の作為に嫌気が刺して飛ばし読みしたので感想は話半分に聞いたのだが、顔の造作にしろ貧乳なところにしろ、肌の艶のなさにしろ、なんとも言えないひっつめ髪というか後ろで束ねただけの髪型にしろ、全体としてダサい。なんでこんなブサイクで色気のない、変なこだわりの強い女を口説かないといけないんだ、とげんなりしつつなんとかやり過ごしてお別れした。

 

その後、Aさん同様、なぜかメールのやり取りはしばらく続いたが、どちらからともなくFOすることとなった。印象に残っているのは彼女が一応は男と付き合ったことはあったらしいが処女だったというところだ。

「結婚するかどうかも分からない恋人と、性交渉するわけないでしょう(笑)決めつけは良くないですね」

とメール、大学時代恋人がいたというので、男性経験はあるんですか、くらいに聞いてその答えだ。決めつけではなかったと思うが、まあいいか。

(そんなこと聞くなよ俺、というのはあるが、もう「切る」気しかなかったので、聞いてみたというところでもある)

「大学時代の話です。一度誘われましたが、全力で断りました。男性の価値観と女性の価値観はちがいますからね。お試しで返却されては困ります。」

 

相手の「したい」という気持ちはどうでもいいの?という疑問はあったが、自分最優先なのだ彼女は。まあ、婚前交渉禁止というのも一つの在り方だと思うのだが、それ以前にお姫様気質というか、旧帝ではないにしろ地方の国立大を出ているというプライドがあるのか(年収は300-400程度だったか?)、昔から頭がいいと尊重されてきたのか、家族の中で尊大に振る舞っても許されてきたのか、そもそも彼女の家族はみな尊大な態度を他人に取るのか、まあ今となってはわからないがそういう気質なのだ。

ただまあ、パーティのときに俺以外は中間投票で「いいね」を入れなかったということだ、きっと、他の男は「女を見る目があった」ということなのだろう。

(逆に俺のほうが地雷で、地雷女くらいからしか相手にされない、というような話はなし。)

 

勝手な憶測ではある。ただ、きっと彼女は勉強がそこそこできて「頭が良い」と周りからも見なされて、それで一目置かれるというようなところもあり、本人も自分に自信があったのだろう。

自信があるのが悪いと言っているのではなく、この場合は、「自分の意見は正しい」という根拠のない自信で、たとえばスマホは買わずガラケーを使い続けるとか、知らない番号からの電話に出ない、というところで「自分は正しい」と考えるという自信だ。

 

めんどくさいからさっさとlineにしてくれ、としか思わない。自信がある、というよりも、単に柔軟性がないだけなんじゃないかとも思う。それでいて、別にキャリアは並で年収500も行くわけでもないのだが、まあ400万弱あるなら一人暮らしは十分にできる。

でも、大学のときの恋人から10年相手はいなくて、32、33歳でコンカツ来てる時点で、その生き方に限界がある、ということなんじゃないかと、本人も少しは自覚していたんじゃないか? 警戒心は必要だが、社交性というのはある程度は見知らぬ他人とゼロから関係を築くというところが必要というのを理解して、となる。少なくともデファクトスタンダードのコミュニケーションツールのLINEを入れるくらい、まあいや、どうだか。

 

まあ、Aさんと違っていまだ嫌悪感が強いため批判的なのだが、今どうなってるかはわからない。もしかしたらそんな彼女好きになる男もいるのかもしれないし、彼女も変わって、今ごろ子供も2人くらいいたりするのかもしれない。いや、いても1人か? いや、1年くらいじゃあ変わらないだろう。子供産むのに9か月と計算するなら、あれから1年数か月後には結婚か(婚前交渉禁止を守っていたとして)、結婚まで半年付き合うとして、俺と連絡途絶えて半年以内でそんな相手が? どうだか

2年ちょっと前なので、その間に身を焦がすような恋愛をして、情熱に燃え盛り、とかなんとかあるとかね。ないね。たぶん彼女はまだ独身で処女で恋人もできてないと思う。これは俺の願望も含んだ意見ではあるが、大して可愛くないのにあの「姫」気質のこだわりと性格に惚れる男なんているはずがないだろう。

 

ま、人生何が起こるかわからないし、僕の想像力や観察眼など大したこともない。僕の想像もつかないような人生を送っているかもしれない。が、Bさんとは関係を進めなくて良かったと、僕は思う。僕の人生にとって、あれで終わったことに後悔はない。