暗夜行路~とある30男の婚活の記録と考察

志賀直哉の名作をタイトルに借用している通り文学好きの30男の婚活についての記録と考察

ある日のエクシオ1~平日パックの悲劇~

「こんばんは、前お話しましたね」
慣れた様子の女はスマホを取り出してLINEのチェックを始める。年齢は30半ば、目尻の皺が歳を感じさせるが昔はモテたのだろう、中の上といったところ。
俺も手持ち無沙汰でスマホを見ることになり、特に会話もないまま次へ移動する。今度は話したことのない女性だが盛り上がらず、また移動、会ったかどうかわからない相手だが年齢45歳と10歳以上も上で対象外だ、次の女性はこれで会うのは4回目になるーー

エクシオ平日婚活パーティー参加し放題パック

というサービスがある。2018年4月だと、男性11800円女性1000円で、平日のパーティーに1ヶ月参加し放題、となんとも太っ腹でお得なサービスなのだが、落とし穴もある。常連が発生しやすいのだ。
報告している私も常連と言えるのだが、参加者の半分以上は話したことのある相手、というのはザラにある。初めて話す相手も40オーバーの女性ばかりで、対象になりそうなのは1人ということもある。エクシオは年齢幅が大きいのだ。
女性側に確認すると、平日パックを利用の女性も結構いた。苦笑いにしろ、同士のような感じで世間話を出来る相手ならいいのだがー

冒頭の女性について。お前は対象外、と言わんばかりにスマホを操作し始める態度はどうかと思うが、彼女にとっても一度会ったことのある相手ばかりというのは不幸なことだと思う。

地方の婚活パーティーでは常連が多く、ほとんど一度話したことのある相手で行っても意味がない、というのは婚活ブログでよく目にする内容だが、都内のパーティーでも同じような自体が生じているのだ。なんたる悲劇!